『紅葉愁情』~大浦みずきさんに~

2009年11月30日 10:58

やっと時間が出来て今日はいい天気、家事に専念しようかと。久しぶりに朝からパソコンも起動して気になる株価をチェック、月末のネットでの用事もすませ・・・。

泣くだろうからと大浦みずきさん死後まだ聞けなかった彼女のCDを家事のBGMにと再生してみました。

「Party is Over」退団記念アルバムです。
もう、ダメだ。家事からの逃避の気持ちもあいまってかな。泣けて泣けて、仕事になんない・・・。

「朱/青」『紅葉愁情』という舞踊詩劇(ショーです)の歌。「心の翼」の次に私の大好きな曲。私が「大浦みずき」と言う存在を知った初めての舞台です。何気なく点けたテレビで放送されていた『紅葉愁情』。「誰?この美しい人は」と私を宝塚に戻した瞬間でした。

紅葉の季節に逝った大浦さんと、このショーの雪丸が重なります。

♪恋しさは 
茜色の おまえ おまえ
明日は散るいのちの
燃え輝く 黄金の祭りよ
舞う袖の きらり きらら
夕映えにきらめく
おまえ おまえ

こんなに
美しいものを見てしまって
紅葉よ 紅葉よ どこへゆく
狂え 狂え
紅葉よ 色褪せるとも
心に舞う落ち葉は
永遠に 血の色だ♪


どうしてもこのショーを生の舞台で観たくて、後に奈良の地方公演まで行きました。季節が秋ではなかったのでタイトルが『紅葉愁情』ではなく『朱に恋うる調べ』になっていましたが、変わりなく雪丸は素敵でした。

この放送の数週間後に放送された『アンダーライン』のレナード・バレル役で、大浦さんにすっかり嵌ってしまいました。ダンスの上手さ、男役としての色気、包容力、カリスマ性。不世出のスタアだと思いました。

今までに私は2度自分のキャパを超えているな、と思う試練に会いました。その一度目の試練を乗り越えられたのは、彼女の存在があったから。因みに後の一度は『踊る大捜査線』。

喪失感というものは、しばらくしてから来るのだと今感じています。退団後の彼女を見なかったことをこんなに後悔するなんて。いつか私の病気が完治して、ひとりで舞台を観られるようになったら、ひとりで東京まで行けるようになったら、と思っていた。今は全て言い訳にしか思えない。なんでもっともっと恩人のあなたを見続けなかったの!!今ちょうど「心の翼」が流れています。

「体の傷より、痛む心よ」・・・あなたのこの歌で私は癒されました。12月2日の大浦さんの「お別れの会」、やっぱり行けない私・・・。



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大浦みずきさんが…

2009年11月16日 21:31

奉仕団体の例会前に携帯の電源を切ろうとして、ふと目に留まった携帯ニュース。

大浦みずきさんが亡くなりました。53歳です。肺ガンでした。

私が一番愛した人。宝塚退団後は彼女の舞台を見なくなってしまいましたが、あんなに素敵な男役さんは他にいないと思っていました。

私の中で、「大浦みずき」は二度死にました。哀しみに浸る間もないほど今忙しいのが、私にとっては救いかもしれません。

宝塚でのラストデュエットダンス。純白のタキシード姿のなーちゃん。踊り続けて欲しい…。愛よりも強く夢に生きなさいと教えてくれたあなた…LOVE…。

オサさん(春野寿美礼)、『相棒』にハマル

2008年09月25日 19:25

オサさんのブログ(ファンクラブ会員限定)に因りますと、オサさんは『相棒』に嵌まった模様♪

『相棒』ファンの私としては嬉しい~、めでたいことです(笑)

『マルグリット』に寺脇康文さんがご出演と言うことで、寺脇さんをよく知るためにご覧になったようで、勉強家だなぁと益々好きになりましたわ

挙がっていた写真をみると、一気見されたのは『相棒season5』の前半の五枚のDVD。私の大好きな第11話 「バベルの塔~史上最悪のカウントダウン!爆破予告ホテルの罠」<2時間半スペシャル>と第20話「サザンカの咲く頃」<2時間スペシャル>は後半のBOXなので、是非続きも見て欲しいです。

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いっそのこと、来月から始まる『season7』にゲスト出演してくれないかしら警視庁の女性キャリアとかってどうでせう?『踊る大捜査線』の沖田管理官みたいな…。沖田管理官役の真矢みきさんは、オサさんと同じ宝塚花組の大先輩ですしね。

相棒season1』の第一話のゲストは同じく花組出身の純名りささんだったなぁ。有り得なくもない?

会員証が来ました♪

2008年06月21日 16:58

春野寿美礼さんのファンクラブの会員証が今朝届きました。
マイハートの申し込み案内も同封されてました。東京では会員の総見もあるようですが、私は行けそうにありません。

トークショーとマイハートのフライヤーも入っていました

会員番号は私でもうすでに2000番を越えていました。どれくらいの規模になるのかしら?

春野寿美礼さんオフィシャルサイトオープンです♪

2008年06月20日 19:58

こちらもまた待ってました♪
春野寿美礼さんの公式サイトがオープンしました。
とっても素敵なサイトでオサさんらしいわ~。

春野寿美礼オフィシャルサイト

春野寿美礼ファンクラブ「Dolce」

2008年05月28日 10:37

昨日久しぶりに春野寿美礼さんファンの友人とゆっくりお茶しました。
先日開催された東京會舘でのトークショーにも参加した友達は、熱く熱くいっぱい語ってくれました。

オサさんのファンクラブも新しく発足するようで、私の分まで申し込み用紙を貰って来てくれましたので、早速入会の手続きを取りました♪

9月には復活されるオサさん。「マイ・ハート」と題してのコンサートになるようです。
東京では青山劇場で9月3~9日、大阪では梅田芸術劇場で9月13~16日。ファンクラブでは優先販売もあるみたいですし、オサさんを応援する意味でも入会しておかないとふるーつ☆Cultivation・ドキドキハート

宝塚時代からのファンクラブ「寿美礼組」や「SUMIREMAP」に入会されている方には個別に案内が行っていますが、まだ公式サイトはないみたいなので、入会方法をここに転記しておきます。

6月20日に「春野寿美礼オフィシャルサイト」がオープン致しましたので、入会方法はそちらでご覧になって下さいませ。


春野寿美礼オフィシャルファンクラブ “Dolce” のご案内



入会特典としては、「オリジナルメンバーズカード」が頂けます。
会員特典は・・・

1.春野さんから年賀状&バースデーカード
2.インタビューやオフショットなど満載の会報
3.舞台・イベントのチケット優先販売
4.オリジナルグッズの販売
5.その他、多数特典あり!!

ということです。

『アデュー・マルセイユ』熱い感想

2007年10月23日 17:50

三日経ってもまだまだ感激冷めやらず。これぞ宝塚、これぞ花組、これぞ春野寿美礼!!
春野寿美礼(以下オサさん)の退団公演ということもあり、男役春野寿美礼の集大成ともいうべき作品に仕上がりました。


『アデュー・マルセイユ』(あらすじはこちら
そこここに「退団公演」だと思い出させる台詞はあるものの、オサさんのそのカラッと明るく透明な性格のような清々しいお別れの舞台。


私の好きなスーツ物、現代物と言うこともあって、見る前からかなり期待していた舞台でしたが、幕開けからぐいぐいと引き込まれて行きました。大階段を駅に見立ててのオープニンングは華やかで、ボルサリーノを目深に被った男たちのなんとかっこいいことか。

ストーリーはやや込み入ってはいたものの、そこは流石に今ノッている小池修一郎先生の脚本だけあって、説明台詞に流されず、しっかりと伏線も張り、恋も男の友情も織り交ぜて、余すところなくオサさんの見せ場を作ります。
しかも、トップであるオサさんが引き立つのは当然のこととして、次にトップを担う真飛聖さんをこれまた実に魅力的な男に描いてくれていて、私は相手役の桜乃彩音ちゃん(以下彩音ちゃん)との恋よりも、オサさん演じるジェラールと真飛さん演じるシモンとの男の友情に涙しました。

また歌が全ていい!!特にオサさんが銀橋で孤独を歌う歌詞が私には一番心打つものでした。勿論主題歌である「Adiru Marseille」の歌詞もいい。この歌詞の中の「マルセイユ」を全て「タカラヅカ」に変えて歌えば、オサさんからのメッセージとも受け取れて、ファンはたまらないことでしょう。
また、私の苦手な甘い甘いラブシーンで流れる歌ですが、「アルテミスとオリオン」の歌詞が絶品。
著作権の関係で歌詞をあげてはいけないのですが、ちょっとだけ目をつぶって下さい。

男の心が 本当に強いなら
強い女を 愛せるだろう
女の心が 本当は優しいなら
男の弱さも 愛せるはずさ

蓋し名言!小池先生は言葉の魔術師だなぁと思います。

上級生にはそれぞれ見せ場があり、下級生までが生き生きと1930年代のマルセイユに息づいている。組子みんなが、偉大なトップ春野寿美礼の退団を惜しむように、そして退団公演を成功裏に終わらせるように、全力で演じている姿がこれまた私の涙を誘いました。
それはひとえにオサさんの人間性、そしてオサさんのトップとしての器の大きさに他なりません。
舞台のみならず、立ち見も出ている超満員の客席にも暖かい空気が流れていました。トップのオサさんだけでなく、相手役の彩音ちゃんにも、二番手の真飛さんにも惜しみない拍手が送られて、私はこんな宝塚の舞台を見たことがないように思います。
ラスト、舞台に立つ組子全員を見回しながら銀橋を渡るのオサさんには貫禄と、自分が去った後の花組を暖かくみつめる包容力が感じられて、ファンは彩音ちゃんと同じように静かに微笑んで涙したことでしょう。「私の愛した宝塚の仲間です。これからも彼女らを宜しくお願いします」、とオサさんが言っているように思いました。

今回、特に際立っていたのが舞台装置。いつも宝塚の舞台には驚かされるのですが、今回は宝塚の持つ技術を全て駆使したのではないかと思うほどの豪華で複雑な装置でした。特に「地下水道」が圧巻。これを文字で書くには私には力がないので断念しましたが、是非是非注目して見て頂きたいシーンです。プログラムを見ると、装置はやはり大橋泰弘先生でした!これまでも数々の装置を作ってこられた大御所の先生です。
作・演出の小池先生は『エリザベート』の経験から、舞台の作り方にも得る物が多かったのだと改めて感じました。舞台は本当に総合芸術です。

『ラブ・シンフォニー』
ショーはもう豪華豪華!次々と流れるような進行に身を委ねている内に、時に笑い、時に涙し、セクシーさにドキっとし、美しさに呆けたように目を見張り、とにかく楽しく忙しい50分でした。
ANJUさん(現役時代は安寿ミラさん)の振り付けのシーンはかなりエロティックで、スミレコードギリギリかと(笑)。
フィナーレで真飛聖さん中心のダンスで「SO in LOVE」が思いがけず流れ、涙が溢れてしまいました。かつて大好きだった大浦みずきさんのトップお披露目公演『キスミーケイト』を思い出したから・・・。
その後のオサさんと彩音ちゃんのデュエットダンス。最後のデュエットダンス。彩音ちゃんと慈しむように見つめるオサさん。ちょっとジェラシーを感じつつも、微笑ましいカップルだと満足していました。これももう見られないのね。
そして、最後のパレード。真っ白い羽根。この世の物とは思えないような煌びやかで夢のような舞台。あぁ、これだから宝塚は止められない。


5年前に『エリザベート』のトート役でトップに立ち、私の心を鷲掴みにしたオサさん。最近はあのころに比べて気持ちが落ち着いていたのに、またあの時のように惚れそうになりました。でも、もう去って行ってしまう人。舞台を観ながら「惚れちゃだめ、惚れちゃだめ」と自分に言い聞かせている滑稽さ。
きっと私は退団後も追いかけそうな予感です。そして、次にトップに立つ真飛聖さんを観るために、宝塚通いは続きそうです。

公式サイトから得たあらすじをここにコピペしておきます。サイトの方はいつか消えるでしょうから。

ミュージカル・ピカレスク
『アデュー・マルセイユ』-マルセイユへ愛を込めて-

作・演出/小池修一郎


[解 説]
 1930年代初頭のマルセイユを舞台にした、ピカレスク・ロマン風味溢れるミュージカル。禁酒法時代のアメリカに高級ワインを密輸する計画を持つ粋でダンディな男と、マルセイユを浄化するために努力する清純な女の間に恋が生まれ、偽札事件に巻き込まれて行く。春野寿美礼のサヨナラ公演である。

 1930年代初頭。アメリカで禁酒法が実施されていた時代。美しい港町マルセイユは、マフィアが支配するフランス一の犯罪都市でもあった。 
 この町で生まれ育った男ジェラール・クレマンが14年ぶりに帰って来る。街の歓楽街を仕切る「夜の帝王」シモン・ルノーが出迎える。駅前の大階段で、対立するオリオンとスコルピオの二派のギャング同士が女を巡って争い、女をかくまった観光ガイドのマリアンヌは、ジェラールに助けられるが「マルセイユを汚す夜の男たちの助けは受けない」と拒否し立ち去る。ジェラールは、少年時代親友シモンを助けるため、濡れ衣を着て少年院に送られたが、今はアメリカン・マフィアとの繋がりを持ち、高級ワインの密輸ルート開拓の為シモンに力を貸して欲しいと言って帰郷したのだ。
 実はジェラールは、少年院での模範生ぶりを国際刑事警察の創設者に見込まれ、今では捜査員となっていた。フランスとアメリカを結ぶマフィアの密輸ルートを探るため、派遣されて来たのだ。ジェラールは、シモンの経営するカジノで人脈を拡げる。
 ジェラールは、彼とシモンの母親たちが一緒に働いていたマルセイユ名物のサボン(石鹸)工場を再訪する。今では廃業した工場は、婦人参政権運動「アルテミス婦人同盟」の活動拠点となっており、メンバーは、昼は観光ガイドとして働いていた。アルテミスのリーダーはマリアンヌであり、理解ある市議会議員モーリス・ド・ブロカの指導のもと、ソルボンヌ大学受験を目指していた。廃工場でジェラールとマリアンヌは再会する。ジェラールは、アメリカではマルセイユ石鹸は高級品であることから、婦人同盟の活動資金獲得の為に、サボンを造ることを提案し、モーリスも協力を申し出るが……。

グランド・レビュー
『ラブ・シンフォニー』
作・演出/中村一徳


[解 説]
 喜び、出会い、情熱……様々な愛の形、愛の心情を歌とダンスで綴るレビュー。華やかなパリ・レビューのオープニングから、ラテン音楽にのせての情熱的なダンスシーン、明るいジャズの世界など、あらゆるジャンルの音楽の世界を駆け巡り、愛の喜び、美しさを繰り広げます。

宝塚観劇フルコース

2007年03月20日 12:10

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16日17日と主人と一緒に一泊で宝塚観劇をして来ました。宿泊ホテルは「宝塚ホテル」。ファンになってからずっと、ここに泊まって観劇するのが夢だったので今回叶って大はしゃぎ♪

今回の宝塚花組は『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴(トカゲ)』とショー『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』。

友人とは現地集合ということにしていたのですが、昼食に入ったお店で偶然にも隣のテーブルになりました!ちょっとびっくり。終演後春野寿美礼さんの出待ちをしようと言っていたのですが、残念なことに、今日の春野寿美礼さんの出時間は21時だと知り諦めました(;;)彼女がファンクラブに入っているので、携帯に出時間の連絡があるのです。
宝塚に泊まるのだから、食事のあと見にこようかとも思ったのですが、絶対に私は酔っ払っていると思うので、やはり諦めました。
宝塚で明智小五郎!?と最初は驚いたものの、春野寿美礼さんのスーツ姿は絶対に素敵だろうと期待していました。案外女役で緑川夫人(実は黒蜥蜴)というのもいいかなとも思っていました。トップ娘役さんとはいうものの若い桜乃彩音ちゃんに緑川夫人が演じられるのか、と少し心配だったのですが、宝塚らしい緑川夫人に変えてあって、何とかクリア出来た感があります。

昔テレビの舞台中継で、美輪明宏さんの黒蜥蜴、天地茂さんの明智を見たことがあって、子供心にとても官能的な話だと思っていたものですから、それを期待すると肩透かしですが、宝塚の『黒蜥蜴』はこれでよいのだと思います。

ただ、これは大劇場の演目ではないなぁと思いました。これだけ沢山の組子さんがいるのに、台詞が必要な配役が少なくて、愛音羽麗さんや未涼亜希さんが全く役不足。大伴れいかさんなどはどこに出ているのか分からなかったくらい。勿体ないです。

明智の歌う「プロポーズ」という歌はよかった♪不完全燃焼気分が吹っ飛ぶくらい黒蜥蜴を抱いて歌うシーンには魅了されました。

あとやはりスーツフェチの私には、ダークなスリーピースはたまらんです(^^;
春野寿美礼さん大ファンで今回で8回目という友人から事前に話していたのです。
「スリーピースのね、上着を脱いでベスト姿って言うのもいいのだけれど、上着を脱ぐっていうしぐさがたまんないのよ~。踊る大捜査線でもね、室井さんにはそのシーンがあるのに、新城さんにはないのが不満なの。」と言う私に、「わかるぅ!脱ぐっていうのがエロいのよね~。今回、あるわよ、明智は脱ぐから♪」と。
そのシーンでにまにましてしまった私(^^;春野寿美礼さんは今やはり「トップオブトップ」ですね。貫禄とあの熱唱に変装。素敵でした。


そして『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』
ごめんなさい。これはコメント出来ないです。お芝居とかぶるスーツ物というものちょっといただけません。とても地味な感じで、ラスト大階段が出て来てもフィナーレだとは気がつかなかったです。お芝居が地味な衣装だったので、こちらは思いっきり派手なものがよかったような気がします。心に残るダンスシーンもなくて。よかったのは、矢代鴻さんの歌が聞けたことかな。かなり辛口でファンの方、ごめんなさい。

終演後、席が離れていた友達と合流し、しばし感想を言い合って、また後日反省会(笑)を開くということでここでさよならし、私と主人はホテルへ。

18時に予約しておいたホテルのメインダイニング「プルミエ」でフレンチを頂きました。シャブリとボルドーのハーフを二人で空けました。ハーフ二本で丁度いい量でした。この後またバーで飲むので♪

歌劇の半券を見せたので、料金が20%オフになったのがうれしかったです。

そしてこれがまた楽しみにしていたバーへ。宝塚ホテルには女性限定のバー「デューク」があるのです。女性が同伴すれば男性も入れるので、主人もOK。ここのバーテンダーさんは元タカラジェンヌさん。今日は65期の白川亜樹さんでした。

まずは今回の「黒蜥蜴」をイメージしたカクテルを作ってもらいました。デコラティブでちょっとアンティークなグラスに紫色がグラデュエーションになった素敵なカクテル。白川さんのジェンヌ時代を覚えていなかったのですが、杜けあきさんと同期だということで、じゃぁ私の実家の町内が出身のジェンヌさんと同期!という話から、昔話に花が咲きました。このジェンヌさんは私の小学生時代の友達の妹さんで、お互いの母親同士もPTAで一緒で、その後何度か親達は旅行に行っていたという関係なのです。

白川さんの娘さんも、今年初舞台をふまれるタカラジェンヌさん。芸名は芹香斗亜さん。172cmあるお母様と一緒の172cmある男役さん。三月号の「宝塚歌劇」という雑誌で確認しましたが、とってもかわいい!

主人は部屋でマッサージを予約していたので、先に帰りましたが、それからもうひとりのお客さんを交えて、宝塚談義はまだまだ続きました。

よくよくお話しを聞くと、ご主人はなぁんともと阪急ブレーブスのピッチャー山沖選手。主人がそこにいたら絶対に知っていたのに、私は野球を知らないので、ただ「そうなんですかぁ~」ってびっくりしただけ。ご主人が野球選手で身長が195cmもあって奥様が172cmだから、息子さんは205cmもあるそうで、大学でアメフトをされているそうです。172cmの芹香さんもきっとまだ伸びますよ。大型男役、しかもルックスもいい。期待大です!

そんなふうにして飲んではくっちゃべっている所に、入ってらした紳士がひとり。飲むではなく白川さんに何か渡して帰って行かれましたが、どうもその方の娘さんも今度初舞台のジェンヌさんらしい。それで白川さんにお聞きしたところ、「七瀬りりこ」さんというジェンヌさんだと分かりました。しかも後で主人に聞いたらあの紳士は主人の仕事関係でよく知っている方だったのです。京都は狭いと思ってましたが、関西も狭いよ~。って言うか、どうしても同じよううな趣味や環境の人が集まってしまうのかなぁ(笑)。

バーは11時まで。そして私のマッサージの予約も11時。なのに話が尽きなくて11時半になってしまっていました。

最後にこれまた歌劇の半券の提示で空クジなしの抽選。主人の分も引いたところ、1等の「サイン入りブロマイド付き色紙」が当りました!(特等は公演チケット)。春野寿美礼さんのは無くなっていたのですが、二番手の真飛聖さんの色紙を頂きました。今回の『黒蜥蜴』では緑川夫人に翻弄される雨宮を公演。二階席にまでの目配りがとても暖かく素敵だったのです。

楽しい気分一杯で部屋に戻り、マッサージを受けながら寝入ってしまいました。とっても幸せな一日。またこんな宝塚フルコースを堪能したいです。

写真は購入したグッズと抽選で当った色紙です。

買おうと思っていた花組グッズは売り切れていたので、春野寿美礼さんのカレンダーとブロマイドを買いました。
横を見たら、ええっ!!筧利夫さんのお顔がぁぁぁ~。そういえば筧さん、藤井隆さん主演のドラマ『乱歩R』に出演されていたのでしたね!
「黒蜥蜴」は江戸川乱歩の原作も三島由紀夫の戯曲も予習にと読み直していたのに、筧さんの写真に惹かれてこの本(黒蜥蜴と怪人二十面相)を買ってしまいました。このカバーの文庫、普通の本屋さんにはもう置いてないですよね

『ファントム』

2006年09月26日 15:04

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お友達のKさんからDVDをお借りして、昨日やっと『ファントム』を観ました!
観たい観たいと思っていたのに、体調が良くなくて宝塚大劇場には行けなかったのでこんなに早く観られてまず感激!
春野寿美礼さんのファントムの妖しさと美しさにヤラレました。「ファントム」が美しくてはアカンやろ、というご批判は甘受するとして、やはりこれは宝塚が描く『オペラ座の怪人』ですから私はこれでいいと思います。このあたりの感想は後でじっくり書くとして…。

劇団四季の『オペラ座の怪人』は観ていましたが、やはり私はストーリーもセットの豪華さも宝塚の方が好きです。因みに映画の『オペラの怪人』も観た「怪人好き」の娘はストーリーは劇団四季の方が好きだと申しますので、これは好みの問題だと思います。宝塚の方が、男女の愛よりも、父と子の愛情を描いたものであるから私は好きなのかもしれません。今回初めて春野さんの相手役となった桜乃彩音さん演じるクリスティーヌとのシーンよりも、父親役の二番手彩吹真央さんとのシーンの方が印象的でした。

とは言え、彩音ちゃん、綺麗!歌も上手い!春野さんを憬れて頼り切っている表情に自分を見ているようでなんだかキュンとなります。高音がややキンキンするのですが、トップ娘役デビュー作としては完璧なのではと思いました。

この作品は以前に宙組で演じられたものの再演で、ファントム役の和央ようかさんの評価がとても高かったのですが、幸か不幸か私は観ていないので、春野ファントムにどっぷり浸ることが出来ました。歌の上手さでは定評のある春野さんですが、今回もまたその伸びやかな声に魅了されました。彼女が歌うと舞台の空気が変わるのです。それはこんなDVDでも十分に伝わって来ます。

圧巻だったのは、銀橋での春野エリック(ファントム)と彩吹キャリエール(父親)との掛け合い。父であることを苦しそうに打ち明けるキャリエールに対し、エリックは「そんなことは知っていた」と微笑むのです。微笑みながら涙を流しているような演技に(日によっては本当に泣いているそうです)、感極まってしまいました。何年も何年も父を恨み、己の不幸を恨み、それが全て昇華したからこそ微笑むことが出来るのでしょう。その哀しげな微笑が愛しくて…。様々な想いを超越したところで父を愛し、それでも全てを許しきることは出来なかったようにも思えました。許しきれなかったからこそ、命を絶つ時に父に撃たれることを望んだエリック。そして父であるキャリエールは、生け捕りにされて人目に晒す屈辱を息子に与えることよりも、自ら殺すことによって贖罪しようとしたのではないでしょうか。一生我が子を殺してしまった罪を背追って生きていくことを選んだ父親。ラストを知ってからまたざっと見直したのですが、彩吹キャリエールの顔には常に深き愛情と息子を見捨てたことの苦悩が満ちていて、ラストを予感させるものが伏線としてずっとあったことに気づかされます。

エリックは純粋でそして残酷な子供のまま人と触れ合うこともなく大人になってしまいました。ずっと愛し求めていたものは、ただ一人自分を美しいと言ってくれた母親だけだったのかもしれません。その偶像に縛られて、似たものをクリスティーヌの面影と声にみつけたエリック。それはひと時の生まれて初めての幸せな時間だったのかもしれません。私にはエリックがそんな時間を持って逝くことが出来たのだと思うことがせめてもの救いでした。でないとあまりにも哀しすぎます。

さて、冒頭で書いていた美しすぎる怪人。醜さゆえに愛されない、愛するクリスティーヌからも恐れられてしまう、そういう設定なのに顔を殆ど小細工していないのは興ざめだという方もあるかもしれません。でも私は宝塚はこれでいいのだと思っています。「醜い顔の体(てい)」という記号でいいと思います。私がどうもホラーなどが怖くて観られないからかもしれませんが、憬れの宝塚スタアにそのような顔の印象を持ってしまうのはいやなのです。多分プロの方の評でも賛否両論あると思いますが、私は綺麗なままの春野さんでよかったと思っています。

かつて、『ブラックジャック』を宝塚で上演した時も、安寿ミラさんのブラックジャックの顔に傷を入れるところまではしましたが、顔の一部を青くすることまではしませんでした。「トップの顔に傷」だけでも宝塚にとっては大変なことだったのです。


どんなに悲劇で終わっても、宝塚には楽しく豪華な最後にフィナーレがあります。これもまた救いです。
ずっと写真にあるようなロングヘアで通した春野さんも、フィナーレの男役だけの燕尾服でのダンスでは自毛のオールバックの短髪。こちらは胸ズキュンのセクシーさ。Kさん曰く「もう、私をどうしたいの!?って感じよ♪」こ、怖いけどホントにそう(^^;

新トップコンビお披露目のデュエットダンスもこれまた素敵。イナバウワーで一躍有名になった「トウーランドットより 誰も寝てはならぬ」で優雅に舞う二人が美しくって…。ハートが目に宿っているような桜乃彩音ちゃんのお顔と、見守るような春野寿美礼さんの頼もしいお顔に、大型コンビ誕生の予感がしました。

ラスト、DVDのための撮影カメラを意識して、カメラ目線のウィンクで私はぶっとびましたぁ~~。余裕ね余裕♪

『ファントム』今東京宝塚劇場で上演中です。宝塚苦手な方も是非にご覧下さい。あれだけミュージカル嫌いを公言されているタモリさんも先日観劇されたようです。

写真は娘が観に行った時に買って来てくれた『ファントム』のパンフレットと、Kさんがくれた『ファントム』ポストカードです。
最初見たときはGaktさんかと思いました(^^;
撮影は写真家の野波浩さん。宝塚にもマッチしている写真でファンになりました。

スマステーション特別企画、宝塚歌劇団

2006年04月17日 14:53

楽しみにしていた「スマステーション」を見忘れてしまいました。しかも録画も失敗していました。かなり凹んでおります…。

番組サイトでみましたら、かなり骨太な内容だったようで、益々凹んでしまいます。
戦前戦後の宝塚の苦労をちゃんと捉えて放送されたようですね。
この時代の宝塚の入門編としては、以前にフジテレビで放送された『愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~』がお薦めです。DVDにもなっています。藤原紀香さん米倉涼子さんの男役がカッコよかった。因みに劇中劇を演出されたのは、私が大好きな宝塚の演出の先生である正塚晴彦先生でした。
あぁ、返す返すも観たかった!!

ただ救いは最後に書かれた「近日大特集」の文字。
あの1995年の「阪神・淡路大震災」の後の復興の様子を特集で見せてくれるとのこと。この当時私は何度目かの宝塚フリークだったのですが昨日のことのように思い出します。サル山桜の森横丁にもこの時の私の記憶としてページを割いて書かせていただいています。

宝塚は長い歴史がありますが、その歴史の中で何度も存続の危機に瀕し、その都度不死鳥のように甦って来ました。私はファン歴こそ30年を越えるほどになりましたが、何度も宝塚を離れ、何度もまた戻って来ています。私にとっての心の故郷。そしてその故郷は不義理な私を何度も暖かく迎えてくれました。

昨年は一度も観に行けなかったのですが、今年は予定を立てています。きっとまた宝塚は私を変らぬ笑顔で迎えてくれると確信しています。

愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~