録画しておいた
ドラマ『氷の華』(リンク先、音が出ますのでご注意下さい)を、昨日、第一夜と第二夜を一気に観ました。
ドラマを観る前に、
原作を読んでおきたかったのですが、半年近く待ってもまだ図書館から連絡がありません。買えばいいんですけど、小説の類は殆ど二度読むことがないですし、狭い家では置き場所にも困るので、誰か他の家族も読むと言わないと買わないことにしています。
ということで、何の予習もなくドラマを観ました。
初っ端、「これは『砂の器』じゃないの?!」。音楽も『砂の器』の「宿命」に似ているし、荒涼とした砂浜に親子がいるというのもまるで『砂の器』。ラストもこれまた全く映画の『砂の器』(『砂の器』原作とは違います)。
原作では主人公は専業主婦だと聞いたのですが、これをピアニストにしているのも、これまた強く『砂の器』を意識してのことではないかと。オマージュですね。因みにこのラストの曲は先日にも書いた私の大好きなショパンのエチュード『革命』!聴き入ってしまいました。
監督があの『相棒』の和泉聖治さんだということで、かなり期待して観始めた私は、ちょっと苦笑。和泉さんも『砂の器』に影響を受けた世代なんだなぁと。『踊る大捜査線』の君塚さんや亀山P(当時)さんもかなりの『砂の器』ファンでしたし・・・。
「一事不再理」を利用する点も。『砂の器』の原作者松本清張氏の『一年半待て』を読んだ当時高校生だった私に印象付けられた法律用語です。『氷の華』の原作者天野節子氏もかなり松本清張氏に影響を受けたのではないかと思われます。
この天野節子氏。先日後半から観た『徹子の部屋』でお姿を拝見したのですが、62歳とは思えないくらいお若い。処女作、しかも最初は自費出版されたこの『氷の華』が、各局からドラマ化を持ちかけられるような完成度の高い小説であることに誰もが驚いたと言います。これはやはり原作を読みたい!!
ドラマ自体はどうだったかと言うと、最初30分がもたついたような気がしました。二転三転する展開をもっと早く転がした方がワクワクしたのになぁ。
『篤姫』で家定を好演された堺雅人さんと、魔性の女・高岡早紀さんとのベチョベチョ、ブチュッーなキッスはちょっと嫌だった。私ってとことんラブシーンぎらいみたいです。
このドラマで魅入ってしまったのは、主人公瀬野恭子役の米倉涼子さんのナイスバディとそのファッション。今クールドラマでは『モンスターペアレント』をしっかり観ているのも内容よりもそのせいだったりします。録画して倍速で観てますけれど・・・。
大病院の理事長という資産家で、人気ピアニストという設定なので、かなり衣装が豪華!知ってるだけでも、「COCCAPANI(コッカパーニ トレンド)」、「ミスアシダ」、「EPOCA」「ESCADA」「ungaro」、「フェラガモ」、「ブルガリ」、「フェンディ」。多分恭子はこのあたりを使用しているのでしょう。他は「MOGA」や「コムサ」や「アディダス」(これは変装用のあの服かな?)なんかもあったりして差がつけられている感じです。
恭子のあの大粒の真珠は「田崎真珠」さんのでした。やけに女優さん達が真珠をつけてらしたので、協力があったんだな、などと思いながら観てましたが(笑)。
この衣装協力でびっくりしたのが、「メレリオ・ディ・メレー」があったこと!!!いままでこういう日本のドラマに衣装協力されたことはあったのでしょうか?多分、ずっと左手の薬指に輝いていた2本のダイヤモンドリングだと思うのですが。
「メレリオ・ディ・メレー」は言わずと知れた「グランサンク」のひとつ。由緒あるジュエラーです。因みに「グランサンク」とは英語だと「The Big Five」のことで、世界の5大宝飾店と言われていました。パリのヴァンドーム広場とラペー通りにある5つの老舗ジュエラーのことで、「ショーメ」「ブシュロン」「モーブッサン」「ヴァンクリーフアンドアーペル」とこの「メレリオ・ディ・メレー」の5つです。
今ではティファニーやブルガリに押され気味ですが、私はやはりこの「グランサンク」が好き。歴史があってそれぞれのお店にエピソードがたくさんあるから。
「ショーメ」「ブシュロン」「モーブッサン」「ヴァンクリーフアンドアーペル」はだいたいどこのデパートでも買うことが出来ます。私も今年は「ブシュロン」の150周年記念ということで小さいネックレスを1つ購入。モーブッサンのリング(これもまた小さいやつ)を先月買いました(などと、プチ自慢してますね ^^;)。でも「メレリオ・ディ・メレー」はなかなかお店がないのです。もともとはオーダーしか扱ってなかったジュエラー。そしてこのお店だけが創業者一族が経営してるんです。そのあたりも世界中に路面店を構える他の「グランサンク」とは違って、超憧れの対象。

衣装協力でびっくりして、今調べてみたら、日本橋の高島屋には入っているみたいです!
なんか豪華すぎて、ドラマよりもそっちに目が行ってしまいました。米倉さんって本当にグラマラスでお綺麗!こういう強い女しかも悪女が似合います。ドラマとしては私は不完全燃焼だったので、しっかり原作を読みたいと思います。きっともっと次の展開が楽しみな小説だと思うし、もっと松本清張氏の香りがしていそうだから。原作者である天野節子さんの次回作にも期待したいと思います。