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ネタバレ注意『ザ・マジックアワー』

2008年06月08日 02:55

三谷幸喜監督の熱い熱い、暑苦しいまでの宣伝に後押しされるように初日に見てきました、『ザ・マジックアワー

監督作品の中で一番笑えて泣けました。見終わった後に、またすぐに見たくなるほど面白かった。普通は二度映画を見ない主人までもが明日もう一度見てもいい、なんていうくらいですから。ハンカチ持ったまま映画館で笑いすぎて涙が出たのは多分私の記憶では初めてのことです。世知辛い世の中の憂さをしばし忘れて、思いっきり笑いたい方には絶対にお薦めです!

ここからはネタバレになるかなぁ。やっぱり下げた方がいいでしょうね。ということで以下ネタバレにつき下げます。








何度もテレビのインタビューで見たWコーチャンこと三谷幸喜さんと佐藤浩市さん。その佐藤浩市さんの演技とそれを受ける周りの役者陣の演技で成り立っている計算しつくされた笑い。佐藤さんが真面目に演じれば演じるほどおかしい。佐藤浩市さんが特別に変なことをしているわけではないと思うんです。確かにあの狂気の表情や仮面を剥がす時のヘン顔はそれだけでも笑えるのですが、それを受ける西田敏行さん、香川照之さんの反応でそのおかしさが何倍にも増幅される、そんな感じ。だからずっと笑いっぱなしでした。

ちょっと時代掛かった村田大樹の演技ですが、これもコメディ映画だと思わずに、Vシネマとか周りもそれなりの演技だったら成立するものだと思うのですが、受ける側がそういう思いで演じてないからその空回り具合がとにかく笑える。脇を固める役者さんも特別におかしなことをしようとしてないのが余計におかしいんです。

『相棒-劇場版-』に続いて、西田敏行さんがいい!重厚なセットの中で、あの『ゴッドファーザー』のマーロンブラントを彷彿とさせる表情とラストの表情とのギャップ。この人じゃなかったらここまでおかしくなかったんじゃないかな?最初に村田大樹に会った時のあっけに取られたような顔が絶品で、これで掴みは完全にOK。ここから一気に笑いの世界に入って行きました。

そしてマネジャー役の小日向さんがまたいい。私は小日向さんはこういう人の良い役が好きです。役者・村田大樹に振り回されながらも「一番のファンなんです」という台詞にほろっとさせられました。

勿論主役の佐藤浩市さんは新境地開拓。でもやっぱり二枚目ですよ。コメディアンではないの。映画館で自分の姿を大きく映し出されたスクリーンを見て涙する姿に、私も思わず貰い泣き。ずっと笑っていたのに、そこにちょこっとスパイスのように涙を誘うシーンがあって、私のハンカチを持つ手は忙しく動いていました。

過去の数々の映画へのオマージュ、一世を風靡しながら今はもうあまり作られることのなくなってしまったコメディ映画や映画に携わるスタッフさんへの三谷監督の愛情が溢れていて、こっちまで暖かい気持ちになります。こんな台本を書ける三谷さんってどんな頭の中をしてるんだろう?柳澤慎一さんと谷原章介さんが似てるなんていつごろから気付いていたのだろう?

三谷作品には欠かせない役者さんのオンパレード。パンフレットにも名前がない香取慎吾くんはサプライズでした。もしかしたら『THE 有頂天ホテル』の役のままの設定かな?

妻夫木聡さん、深津絵里さん、綾瀬はるかさん、戸田恵子さん、伊吹吾郎さん、寺島進さん、浅野和之さん、皆さん本当に素晴らしい。深津絵里さんの歌が結構良くってびっくり!

踊る大捜査線ファン的には深津絵里さん、寺島進さん、甲本雅裕さん、小野武彦さん、近藤芳正さんに注目。小野さんも凄いコメディセンスの持ち主なのに今回は封印されていて真面目な役だったのが逆に新鮮でした(笑)。警察署長っていうのがいい。ちょこっと『カサブランカ』みたいにならないかなと期待したのですが。

コメディー映画のの感想ってむずかしい。書いていて感想を書くなんて野暮っていう気もします。とにかく見て下さ~い。見て絶対にソンはしません!

「マジックアワー」人生に例えると私も今そんな年になったなぁという感慨も深く、それでも明日もまた「マジックアワー」は訪れるって言われると、まだまだ希望も夢も持ち続けていたいって思います。

三谷監督、素敵な作品をありがとう。そしてまだまだ暑苦しいくらいにテレビに出て宣伝しつづけて下さい。


めっちゃ余談ですが、パンフレットを買う時に「ラッシュアワーのパンフを下さい」って言ってしまったバカな私。「ザ・マジックアワーでしょうか?」と言われて恥ずかしかったわ~。映画を見て笑う前に笑われてしまいました(^^;これでも結構カッコつけて生きてるつもりなんですけど・・・。

「踊る大捜査線」と「三谷幸喜作品」のマニアックなキャスト考察はこちらをご覧になって下さいませ。

踊る新選組!

三谷幸喜作品と踊る大捜査線
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