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ミティ

2009年07月29日 00:10

「ミティ」と言っても「ミルクティ」ではありません。「ミントティ」でもないですよ。ましてやミキティでもないです

「MITI( Ministry of International Trade and Industry)」、すなわち旧通商産業省のことです。(今は経済産業省 経産省 Ministry of Economy, Trade and Industry 略称METIメティ)

ドラマ『官僚たちの夏』の初回、かなり面白かった!っで思い出したのがこの「ミティ」という言葉。

大学時代の「政治英書」の授業。担当は今は亡きK助教授(のちに東大の教授になられ、数年後亡くなられました)。

普通でも外国語が苦手なのに、クソ難しい専門用語ばかりの政治系の英語授業。しかも少人数。しかもしかもオンナは私ひとり・・・。イヤでも目立つ。

いっつも先生と目が合わないように、当てられないようにしてたんです。この授業にはMくんというとても頭のいい子がいて、先生のお気に入り。Mくんとはクラスも一緒。先生は質問して答えが帰ってこないと、必ず彼に質問を振るんです。っで絶対に答えるの。

ある時、K助教授は黒板に向って説明中。「・・・、ミティでは・・・」ここで振り返って「ミティって分りますよね?」。クラスがシーン。

教授「ではMくんは?」珍しくMくんが「存じません。」ここで私、この講座で初めて顔をあげたのです。そして「私を見て見てビーム」を先生に・・・。

「さ、榊くん?」キタァ~。初めて授業に参加してる感じ。「通商産業省のことです!」「そうですね。当たり前にみなさん知っていると思っていました。」とちょっとガックシなお言葉。でもなんかクラスがどよめいたような気が(笑)。

授業が終わってから、とってもうれしそうにこの話を同じ京都出身の友達にしたら「そこは、お前、関西人やろ。なんでミルクティって言わへんねん!」と突っ込まれましたけど。

なんで不勉強この上ない私が知っていたのかというと、『不毛地帯』で盛んに出て来た言葉なんで~す。専門の勉強ばっかりしててもあかんね~、などと思ったのはこの時だけですけれど・・・。この一件で(多分ね)私はK先生からギリギリ単位を貰い、Mくんは特優、その後外交官試験に受かって今では外務省でソートーの地位にいます。官僚やってます。

『官僚たちの夏』とこの秋2クールで放送予定の『不毛地帯』は今の若い人にも見て欲しいドラマです。戦後、アメリカに追いつけ追い越せと必死になって生きた人たちのことを知って欲しい。官僚というと天下りだとかあまりいい印象がないみたいになってしまいましたが、それだけじゃぁないことを知って欲しい。

今の教育のカリキュラムは文部科学省が作っていますが、私たちは通産省にカリキュラムされた世代だと文科省の友人に聞きました。企業戦士となるように教育されてきたのです。偏差値教育、つめこみ教育と批判されていますが、少なくとも私たちの世代には夢があったように思います。今日よりも明日、明日よりも来年。子孫に豊な国を残そうと必死だったように思います。頑張れば報いられる世代でした。

上に書いたMくんもまじめで凄い勉強家でした。いつも授業が終わったら教授に個人的に質問に行っていました。私がアホみたいに赤坂、六本木で遊んでる時に、ずっと天下国家を議論していました。でもね、私学では通産省には行けないんですよね。「大警通」(オーケーツー)と言って「大蔵省(現財務省)」「警察庁」「通産省(現経産省)」の3つの省庁は人気があって、これは私たちの時代は東大でないと入れませんでした。どんなに成績がよくても、上からの引きがないのです。なので、上級国家公務員試験甲種(今は1種)に合格しても、省庁周りはせずに、商社などの企業の面接で「御社への手土産でございます」と言うために受けることが多かったのです。多分今もそうなのではないかと思いますが・・・。

そんなことを色々と思い出しながら、これから『官僚たちの夏』を見るのが楽しみになっています。
『官僚たちの夏』で国産車を作ることに奔走していた時代。それが『レッド・ゾーン』で買収対象になる企業に成長している日本の車産業。隔世の感があります。これから50年、どんな企業が生まれ生き残るのか。私はそれをみることは出来ないでしょうが(102歳になってるよ)次の世代に夢を託せる社会にしなければならないと強く思います。

とかドラマを見てどれだけ脱線して語るねん!っですね。
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