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『新選組!!!』?

2006年01月21日 11:36

昨日「TVstation」を買いました。
筧さんが連載記事を書いてらしたころから買い始め、どうも読みなれているのでずっとこれを買っています。
でも今「タレントスケジュール」に筧利夫さんの名がないのが腹立たしいです。
って、今日はそういう話ではなく。

「DORAMAバイリンガルDX」というコラムでフリライターの村上左千子さんの記述に感激してしまったのです。
題して「『新鮮だった「恋」のフィルター』。
『新選組!!土方歳三 最期の一日』を「そう、これは恋愛ドラマではないか」と書いているのです。
このドラマの感想をじっくり書きたいと思っていながら、日々起こる出来事に忙殺され、また通一遍の感想は書きたくないと思っていたものですから、まだ書けずにいた私ですが、この評が私の気持ちを代弁してくれているようで鳥肌さえ立ったくらいです。

ラスト土方が「榎本さん…すまん…」と言って倒れた時に、「そうじゃないでしょ!そんな言葉で事切れちゃダメ!」と声に出して言ってしまってました。
でもやはりこれが最期の言葉ではなかった。陽がさした中で、本当には聴いてはいない近藤勇の最期の言葉を聴き、それに呼応するかのように、「かっちゃん」と。
実際に近藤勇が死んでから一年後に土方は死を迎えているのですが、それが見事に重なって男女の恋愛では得られない刹那の恋を私は感じていました。

目的を共有したもの同士が命を賭けてお互いを信頼し過酷な運命に立ち向かって行く姿は、肉体的な恋愛よりも情熱的でドラマチックでエロチックでさえあると私は思っています。
そういう意味ではそのまま「新選組」でホモセクシュアルを描いた大島渚監督の『御法度』よりも「艶」であったと言えます。

私が「恋愛物」にあまり興味が沸かないのはこの点にあるようです。
出会って、恋心を抱いて、肉体関係に発展してゴールが結婚であるか或いは別れてまた新たな出会いがあって…。
勿論その中に様々な葛藤がありエピソードが展開して行くのでしょうが、それを敢えて観たいとは思わない。
男同士であれ、女同士であれ、出来うるならば男女間であれ、「愛」だ「恋」だと言うよりもお互いの人間性に惚れ込んだ者同士の生き様こそ私は心を揺さぶられるのです。

「恋死なん 後の煙に それと知れ  つひにもらさぬ 中の思ひは」(「忍ぶ恋」)
これは「葉隠」に出てくる短歌です。
臣下の者の主君への想いは恋に似ていると作者鍋島直茂は言います。
直訳すれば、「恋しているという想いは死んだ時に私を焼いた野辺の煙で知って欲しい。自分の気持ちは絶対に漏らすまい。」ということでしょうか。
主君の為に死をも厭わなかったことで自分の主君への忠誠を知って欲しいというものなのでしょう。

今の私は『男たちの大和』の感想で書いたように、国家や主君の為に命を犠牲にすることを決して美談とは思っていません。
でも「死を賭けて」という言葉を比喩として用いるような使命を得られた者は幸せではないかと思います。
そしてそこに同じ使命感に燃えた仲間がいれば、これほど血が滾るような生き方はないのではないでしょうか。
私が早々にそういう社会からリタイアし主婦という立場にあるために、余計こういう情熱に憧れそして美化してしまっているのかもしれませんが…。


村上左千子さんは最後にこう締めくくっています。
「恋に破れた榎本には、どんなドラマが待っているのだろうか。」
そして同じページに書いているこれもまたフリーライターの飛多あゆこさんは、「永倉新八や斉藤一を主人公にいつかまた、新選組!!!を観たいと欲張ってしまうのである」と。
私も全く同じ想いでいます。

最後、オドログに書いていたことの訂正です。
今回蟻通勘吾役でご出演だった山崎樹範さんの「実は池田屋の所にも出てたんですよね」という言葉ですが、やはり山崎さんは今回が始めてのご出演だったという結論に達しました。
これはあくまでも役の蟻通勘吾が池田屋の時に参加していたと言うことだったようです。ドラマの中でそれをほのめかすような台詞がありました。
あぁ、すっきりしました。

追記
『新選組!! 土方歳三最期の一日』DVD発売決定してました♪
(山本耕史さんオフィシャルファンクラブサイトより)
発売日:2006年4月21日
価格:税込4,935円(税抜4700円)
内容:本篇89分+特典(メイキング&12/24トークショーIN京都)
発行:NHKエンタープライズ
販売元:ジェネオン エンタテインメント
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コメント

  1. かねさだ | URL | -

    情報ありがとうございます

    実は、録画したものの、まだ見ることができません。
    早く見なければと思っているのですが・・・

    土方の魅力は、やはり近藤の人間性に惚れ抜いて、彼との目的を完遂するために、全てを賭けたところだと思っています。
    同じ使命を共有できる仲間がいた彼らは、悲劇的な死を迎えたとはいえ、満ち足りた人生だっただろうと思います。そのために犠牲になった人々が新選組に多々存在することを考えると、やはり、私も美化しているのかもしれませんが・・・

    斉藤、永倉、島田・・・彼らのその後を描く「新選組!」、見てみたいです。

  2. 榊 真央 | URL | 4eg7mJls

    メイキング&ビジュアル完全ガイドブックまで買ってしまいました

    買おうかどうしようか年末から迷っていたのですが、TVstationの記事に触発されて、買ってしまいました。
    山本土方のお写真満載でとてもカッコイイです♪
    まだゆっくり読んでいませんが、山崎樹範さんが「地味キャラのおかげで続編に出られて、本当によかったって思いました(笑)」と述べています。

    >そのために犠牲になった人々が新選組に多々存在することを考えると、やはり、私も美化しているのかもしれませんが・・・
    そうなんですよね。私も戦争映画などを観る時に葛藤があります。若いころはあまり感じなかったのですけれど。年取って来ると親よりも先に若い人が死ぬことが哀しくて仕方ありません。でも太く短く燃えるような人生を全うした方が幸せなのかもしれないとも思いますし…。

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