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「特別公務員暴行陵虐罪 共謀共同正犯」

2005年06月03日 14:07

「めざましテレビ」で最新の『容疑者 室井慎次』映像を観ました。
かなり緊迫した雰囲気で、この映画の重さを感じます。

室井さんの容疑は「特別公務員暴行陵虐罪 共謀共同正犯」というもの。

関連する刑法を以下に挙げておきます。


第195条(特別公務員暴行陵虐)

1 裁判、検察若しくは警察の職務を行う者又はこれらの職務を補助する者が、その職務を行うに当たり、被告人、被疑者その他の者に対して暴行又は陵辱(りょうじょく)若しくは加虐(かぎゃく)の行為をしたときは、7年以下の懲役又は禁錮に処する。

2 法令により拘禁された者を看守し又は護送する者がその拘禁された者に対して暴行又は陵辱若しくは加虐の行為をしたときも、前項と同様とする。

また致死罪・致傷罪もあります。

第196条(特別公務員職権濫用等致死傷)

 前2条の罪を犯し、よって人を死傷させた者は、傷害の罪と比較して、重い刑により処断する。


第60条(共同正犯)

二人以上共同して犯罪を実行した者は、すべて正犯とする。


第61条(教唆)
人を教唆して犯罪を実行させた者には、正犯の刑を科する。
2 教唆者を教唆した者についても、前項と同様とする。


第62条(幇助)
正犯を幇助した者は、従犯とする。
2 従犯を教唆した者には、従犯の刑を科する。


第63条(従犯減軽)
従犯の刑は、正犯の刑を減軽する。

室井さんの場合、正犯なのか従犯なのかでかなり刑罰が変わってきます。
判例は刑法60条の規定の解釈で、2人以上が犯罪の遂行を共謀し、そのうちのある者に犯罪を実行させたとき、実行を分担しなかった他の共謀者も実行者と同じ刑事責任を負うとしています。
1958年の最高裁判決は、計画を立てながら現場にいなかった被告の共同正犯が問われた傷害致死事件で、「直接実行行為に関与しない者でも、他人の行為をいわば自己の手段として犯罪を行ったという意味において共同正犯を肯定できる」と判断しました。
しかし、学説の中には、行為の明確性を要求する法律の精神に合致しないとして、こうした解釈をとらない説もあるようです。共謀のみに加わり、実行行為の一部すら行っていない者は共同正犯としての責任を負うことはないとの立場なのです。
この解釈に従えば、単なる共謀者は、事件を手助けした「ほう助」や、そそのかして他人に犯罪を実行させる「教唆」にとどまることになり、上記刑法第63条(従犯減軽)により罪は軽くなるようです。

これは法廷物としてかなり面白い展開になって行きそうです。
天才弁護士灰島が率いる優秀な弁護団を敵に回して、若手弁護士の小原久美子さんはどう戦ってくれるのでしょうか?
私もこれからもう少し学説を勉強してみます。って私が勉強してもなんの援護にもなりませんけど…。

特別公務員
共謀共同正犯

室井さんは過去に被疑者に対する捜査員の暴行を見てみぬふりをしたことが確かにあります。
第3話「消された調書と彼女に事件」で青島君が深見哲也につかみかかった時に見逃しています。
弁護士にも少し脅迫まがいのことも言っていますし…。
この時の奥井弁護士(真実一路)も証言台に立つというリンクがあったら面白いなと思います。
うんにゃ、室井さんファンとしては面白くはない!


コメント (3) コメントする
CMT 自分でツッコムのもなんですが 榊 真央 | 2005/06/03 10:01
「特別公務員暴行陵虐罪共謀共同正犯」これを三回早口言葉で新城さんに言って欲しい…(^^;
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